膝を抱えてうずくまって それじゃあまだ何も見えないわ あっちで合図するあなたの光も 今はもう過去のこと いつも比べるのはあなたとで だけど今日でやめにするわ 背くらべ 大きな手 広い背中 低い声も 温もりも 写したカメラのフィルムは すり減ってもなくしても 写真よりも鮮明に覚えていた セピア色のあなたとの日々 忘れることで幸せは 手に入るんでしょう? 今なら絡みつくもの全てを ほどいてゆける気がした